通っているちびっこのお母様からみた ワークショップ&ご見学会のこと

2022.07.16
ワークショップ・イベント

アルケミストはいま、
心苦しいながら、
ちびっこクラスは空き待ちの状態になっています。

ご興味をもってくださるお家の保護者の方とちびっ子に向けて
定期的にワークショップ付きのご見学会を行っていて、
そのご見学会にご出席いただき、その上で空き待ちしていただけるかどうか
ご判断いただく、ということをしています。

WSつきご見学会の流れは以下のかたちです。

おとうさま・おかあさまはアトリエについて知ってもらうために
まずは別室でお話をさせていただき、その後時間に余裕があれば
ご自分のお子様の制作WSに合流します。

ちびっこははじめから制作WSに参加して
通常クラスのカリキュラムを体感して楽しんでいただく。。

そんなイベントになっています。

通常クラスをよりしっかり体感していただきたくて、
実際にアルケミストのクラスに通っているちびっこが
「こども先生」として参加してくれ、
側で制作を教えてくれたり一緒に制作したり、をしています。

このイベントは年間平均4回おこなわれます。

先日もワークショップ付きのご見学会がありました。

繰り返しとなりますが、
アルケミストの
いろいろなクラスに
ご興味を持ってくださる
おうちの方とちびっこが
お越しになり、
おうちの方は詳しいアルケミストの内容ご説明させていただき、
ちびっこは通常クラスでやっている工作を楽しむと言うものです。

各曜日の通常クラスから数名のちびっ子が先生として参加してくれ、
ワークショップをお手伝いしてくれました。

「家の子は作ることが好きなんです」は一緒でも、
工作が好きなのか?
好きなキャラクターを描くことが
好きなのか?
ありとあらゆる作るものが
とにかく好きなのか…
と実際に制作している場面を
拝見するのと、
お話しするのでは
やはり大違いです。

今日はお家の方にいろいろ話し込んでしまい、
おうちの方がちびっこの制作に参戦する時間が少なくなってしまったのが反省点です。
楽しい時間であったなら良いなと
思います^ ^

***おかあさまからみたちびっ子先生、お手伝い記***

ちびっ子先生として参加した小5の息子は、アルケミスト3年目。

初めて先生からWSのお手伝いをしませんか?と声をかけられたのは、昨年のことでした。

今回は2回目で、どちらも立体を造る内容。
もともと、立体的な工作が好きな息子には得意な内容でした。

前回も今回も『教える』立場になってみて、本人はどうだったのかが気になり、
WSが終わって、「自分で制作するのと、制作のお手伝いや教えるのはどっちが楽しい?」と質問しました。

予想の回答は、やはり作るのが好きなわけだから“自分で制作“だと思っていましたが、
予想は外れ、「どっちも楽しい!!」でした。

息子は
「わからない子が自分の説明で理解して、できるようになることが嬉しい!!」
と言いました。

そんなところに喜びや楽しさを感じるとは、親の私でも思いもしませんでした。

それぞれの子供の特性を見抜き、子供の意志を尊重して
制作させてくださるアルケミストの方針には共感と感謝しかありません。

それだけでも貴重な教室だと思いますが、更に子供の可能性を見出し、
子供自身に新たな世界を見せてくださいました。

子どもにとって、とても有意義な経験だったと思います。

これまでは、
先生からいろいろな手法を教わり
数々の作品を楽しく制作してきて、
今度は次のお友達に自分が教えて・・・

あくまでもお手伝いではありますが、
アルケミストに通う子たちもアルケミスト魂を繋いでいる、
『ちびっ子先生』とはそんな感じがします。

教えながら、ちゃっかり自分も制作してました。
タイトル『アンバランスシャーク』