ちびっこクラスのテーマ制作

2021.10.28
日々のこと

アルケミストの
ちびっこクラスは
月の第1週と第2週は
テーマのある制作を行います。
10月は「樹木を描く」
がテーマです。

1週目はスケッチです。
種から芽が出て、
枝が伸びて
成長していくこと。
光合成のために
枝を伸ばしていくこと。
根から水を吸って
枝先まで行き渡らせること。
そんな生き物としての
作りを踏まえながら
描いていくと
気がつかないうちに
とてもリアルな樹木が描ける
というものです。
デッサンで使う鉛筆の持ち方、
オーバーハンドグリップを使うことや、
光と影の関係など、
今までのテーマ制作を
踏まえた内容なので、
新しく入ってきた子は
ちょっと大変だったかもしれません。

描き方の勘所を知った後は、
庭の木をしっかり見て描きました。

 

2週目は着彩です。

色の三原色は制作には必要な基本事項だと
アルケミストは考えているので、
ちびっこクラスでは切り口を変えて
何度も繰り返して行います。

100色の絵の具を持ってるよ!
という子より、
100色自分で作れるよ!
と言える子になれたらいいよね、
というイメージです。

三原色は、
どんな色を混ぜたらどんな色になるのかな?
という色遊びからはじめて、
少しずつ知識や技術を重ねていく順番で
すすめています。
今回は、シアン、マゼンタ、イエローだけを使って
自然な茶色や自然な緑色をつくることを目標に
制作を楽しみました。

自分で茶色や緑色を作れれば、
新緑の緑、松の樹などの濃い緑や、
色々な種類の樹木の幹・枝などを描きわけることができます。

他のクラスは最後は庭に出てリアルな木を
スケッチしながら着彩してもらっていたのですが、
日が落ちるのが早くなって
外は真っ暗、
しかも今日はとても寒い…。
ということで、
背景を自由に描いてもらいました。
湖に映り込んでいる
様子を描く人や、
樹木を真ん中に
昼と夜が混在しているなどなど、
なんだか絵本の中にあるような
可愛らしい作品が
たくさんできました。

 

 

色のことを今日初めてやる!
という子もいて、
パレットいっぱいに
一生懸命色を混ぜて
試しながら
色作りをしていました(´∀`)

 

 

みんなとてもがんばりました!