ワークショップの見学をご希望の保護者の皆様へ

今回はわたくしどものワークショップにご興味をもってくださり、ありがとうございます。

良く頂くご要望でワークショップの見学は可能でしょうか、というお問い合わせをいただきます。

以下2点の理由から、当教室ではワークショップのご見学をご希望されるかたには、何らかの形でワークショップに参加者としておいでいただくことをお願いしております。

わたくしどもアルケミストは、制作をできうる限りリラックスした状態で行って欲しいと考えております。

ワークショップに参加されるお子さまにも、可能なかぎり、やわらかな雰囲気のなかで制作を進めていただきたいと考えております。

初めて行く場所で何かする、というのはお子さんの性質によっては少々緊張するものだと思います。そのようななか、
「みている大人が大勢いるなかで絵を描く」ということは、経験上、場の空気がすこし硬くなってしまう可能性が考えられます。

例えで申し上げますと、皆さんがお小さい頃、授業参観があったとき、クラスがいつもとは違う雰囲気にならなかったでしょうか。
「みている大人」がいるなかで何かをする、というのは、お子さんのお人柄によってはなかなか「素になりづらい」ものなのです。

しかし、その場にいるひとが、「見る側」ではなく、一緒に手を動かして「作る側」になっていることは、制作するお子さんの緊張をかなり軽減することになり得ます。

そういった意味で、参加しているお子さんたちの、のびのびした制作のための環境づくりにご協力いただけますと幸いです。

具体的には、完全に傍観する側ではなく、ちょっと絵の具を混ぜたりするだけでも結構ですので「作る側」にご参加いただきたいのです。

理由のもう一点は、ご自身の手を動かすことで、お子さんの体験をよりリアルに「見学」できるという点です。
できあがったものを見たり、制作しているところを見るだけでは決して分からなかったことが、体感として感じられることがあります。
よろしければ難しいことはいたしませんので、砂遊びでもするような気持ちで、ご負担のないところで楽しんでいただけますと幸いです。

もしお父様お母さまご自身が、絵に関してご興味がなかったり、「苦手意識がある」等々でしたら、ちびっこと同じメニューで制作に参加なさるのもご負担かと存じますので、簡単な軽作業で手を動かす程度で場にご参加いただけますと幸いです。

ご自分のお子さまが、どのようにワークショップを体験しているのか、様子をご覧になりたいというご要望は、親御さんとしてしごく当たり前の、自然なお気持ちかと存じます。

その点を重々承知の上で、なおやはり、お子さんには、ワークショップでより濃密な体験をしていただきたいという気持ちがアルケミストにはあります。

ご理解をいただき、よろしければ場づくりにご協力願えますと幸いです。

アトリエアルケミスト 佐藤由樹子